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ストロベリーショートケイクス

ストロベリーショートケイクス_c0155486_23395741.jpg2006年。

大失恋を経て恋に憧れる里子(池脇千鶴)。里子が電話番のバイトをしているデリヘル店のデリヘル嬢の秋代(中村優子)は、同級生の菊地(安藤政信)に片思い中だった。
一方、イラストレーターの塔子(岩瀬塔子)は過食症に悩む日々。同居人のちひろ(中越典子)も塔子を悩ませる種である。そのちひろは結婚願望が強く、交際中の同僚・永井(加瀬亮)との結婚を焦っていた・・・。


4人の女性にスポットを当てた映画。元々魚喃キリコ原作の漫画ということで。女性目線で描かれているストーリーですね。男性にとっては見たくない女性の姿かもしれない。。
で、私自身もあらすじを読んで、ちょっとシリアスそうで耐えられないかも、と思っていたんですが・・・救いのあるストーリーで安心しました。

どうやら観るとそれぞれに共感するようなんですが、私としては秋代が何とも魅力的で。まぁデリヘル嬢なんですが・・・仕事の時とプライベートの菊地の前での姿とのギャップが。セクシーさは皆無で、でもある意味女性的というか。あの雰囲気が何とも言えず、違うタイプの里子が秋代に憧れのような思いを抱くのも理解できる気がしました。もしかしたら私は里子目線で観ていたのかも。
その池脇千鶴はいい味出してますね〜。里子の存在が、このストーリーを重すぎないものにしていた気がします。一人若干コメディテイストな感じで(笑)。
一方、塔子は一番シリアスで・・・と思ったら、塔子を演じていた岩瀬塔子って原作者の魚喃キリコなんですね!この人すごい、と思ってたら本業女優さんじゃなくて驚きです。塔子の雰囲気は本当にすごかった。。
加瀬くんのひどい男っぷりも印象的でしたね。素朴なイメージがあるけれど、こういう役でも意外に違和感ないなぁと。中越典子は結構イメージ通りだったかも…。

秋代の雰囲気にはまって、思わず中村優子が出演している『クワイエットルーム・・・』をまた観てしまいました。
by nexus_lexus | 2009-01-12 00:24 | 映画 review
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