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龍馬を愛した女たち~ヒロインたちの龍馬伝~

坂本龍馬をめぐる4人の女性たち、加尾、佐那、お龍、お元・・・演じるのは広末涼子、貫地谷しほり、真木よう子、そして蒼井優。
4人(の画像)が並んでいるのを見て、若手女優さんたちが大河ドラマを彩るようになったんだなぁ、と年寄りくさいことを思ってしまいました。まぁどこまでを「若手」というのかはおいといて…。

って蒼井優ちゃんはちょっとだけ!!
確かに撮影もまだ進んでいないんだと思うけど・・・。あまりにもちょっとでびっくりしてしまいました。さすがにあの短時間では堪能できません。。

真木よう子のあのサバサバした話し方好きなんですよね~。それが見れたのが唯一の収穫でしょうか。
撮影現場を映す、と言いながら、ほぼまるまる放送されているシーンとかはありましたね。。
# by nexus_lexus | 2010-03-07 23:20 | テレビ

ドラマW「蛇のひと」ができるまで

部長の伊東(國村隼)が自殺した日、課長の今西(西島秀俊)が失踪した。今西には横領疑惑があり、伊東がその証拠を握っていたという。陽子(永作博美)は今西を見つけ出すよう言い渡されるが・・・

番組自体は数分でした・・・。
しかし、永作博美と西島さんってホント魅力的なキャストですよね。初めて2人が並んでいるところを見たとき、「おぉ!」と思ってしまいました。

そして失踪する西島さん・・・『ゼロの焦点』でも失踪していました(苦笑)。今西のことを「何を考えているか分からない」と周りの人が言うシーンが少し映っていたけれど、きっと西島さん自体がそういうところあるんですよね。そして失踪する役もはまってしまうんだろうなぁ・・・。
監督が『重力ピエロ』の・・・いや、私の中では『Laundry』なんだけど・・・の森淳一監督というのも楽しみです。
# by nexus_lexus | 2010-03-06 22:19 | テレビ

第33回日本アカデミー賞

<最優秀作品賞>   『沈まぬ太陽』
<最優秀監督賞>  木村大作(劔岳 点の記)
<最優秀脚本賞>  西川美和(ディア・ドクター)
<最優秀主演男優賞> 渡辺謙(沈まぬ太陽)
<最優秀主演女優賞> 松たか子(ヴィヨンの妻)
<最優秀助演男優賞> 香川照之(劔岳 点の記)
<最優秀助演女優賞> 余貴美子(ディア・ドクター)


私の勝手な「予想」と「期待」がうまく融合した結果になったなぁと思いました。

「予想」通りは作品賞、監督賞、主演男優賞、あと主演女優賞(ここには「期待」も少し含まれています)。やっぱりアカデミー賞では作品賞・主演男優賞は『沈まぬ太陽』だと思ったんですよね~。
で、脚本賞、助演男優賞、助演女優賞は「期待」通りですね。香川さんの最優秀助演男優賞って、実は初めてですよね、たぶん。今まで優秀賞にノミネートされる度に、映画のタイトルに関わらず獲ってほしいなぁと思っていたので、私もうれしい受賞です。余貴美子さんは二年連続。連続・・・になってもいいくらい、『ディア・ドクター』の余さんはよかったなぁ。そして脚本賞は文句なく西川美和監督。彼女以外いないと思います、はい。
作品賞と監督賞と脚本賞ってリンクしているのかと思いきや、今回はすべて別の作品になったんですね。そこは少し意外だなぁと思いました。私の思い込みかもしれないけれど。
# by nexus_lexus | 2010-03-05 23:40 | 映画 now

ガマの油

2009年。

デイトレイダー矢崎拓郎(役所広司)は、儲けたお金で妻(小林聡美)と息子・拓也(瑛太)と豪邸で暮らしていた。ある日、拓也が少年院を出所することになった友達・サブロー(澤屋敷純一)を迎えに行った途中で車にはねられる。頭を打った拓也は意識不明のまま息を引き取る。だが拓郎は、拓也の彼女・光(二階堂ふみ)に拓也の死が伝えられず、拓也のフリをして電話をし続けていた・・・。

役所広司監督作品。
どことなく雰囲気が、役所広司自身が過去に出演してきた映画に似ているような気がしました。豪邸の広い部屋に立つ画とか、黒沢清監督の映画っぽいなぁと思いました。というか、どことなくシュールな感じが黒沢清監督に似てるような気がしたんですけど。
映像の雰囲気はとても好きな映画だなぁと思いました。

ただ、肝心のタイトルの「ガマの油」はあまりピンと来なかったんですよね。。益岡徹がガマの油売りを熱演(?)していたのだけれど(笑)。
息子を亡くした父が、息子のフリをして彼女と電話をする・・・サブローは、自分のせいで拓也が死んだんだと自分を責める・・・というところまではよかったんですが、ガマの油売りがどういう位置づけなのかあまり分からなかったですねぇ。
「人は二度死ぬ」という考え方は興味深いなぁと思いましたが。

やっぱり小林聡美はいいですねぇ。そう言えばお母さん役というイメージもあまりなかったけれど、見事にはまるんだなぁと思いました。
サブロー役の人、見たことないなぁと思ったんですが、K-1ファイターの方だったんですね。光役の二階堂ふみちゃんの演技も元気で初々しくてよかったなぁと思いました。
# by nexus_lexus | 2010-02-27 17:38 | 映画 review

ぐるりのこと

2008年。

90年代。几帳面な翔子(木村多江)と浮気性のカナオ(リリー・フランキー)の夫婦。カナオは新しく法廷画家の仕事を始め、2人は生まれてくる子どもを楽しみにしていた。だが、生まれた子どもは亡くなってしまい、やがてショックから翔子は心を病んでいく・・・。

木村多江の心を病んでいく演技が評判だったこの映画。
・・・評判通りでした。
リリー・フランキーもカナオ役にはまっていたと思います。

前半はかなり明るいというか、ほのぼのした夫婦を想像していたんですが、思いの外コミカルな感じでした。「今日はする日でしょ?」なんてやりとりがあるとは思ってませんでした(笑)。かなりまどろっこしいやりとりでしたけどね。あのシーンがあんなに長いとは思っていなかった。。

カナオが法廷画家の役ということも知らなくて。実在の事件をモデルにした裁判が多く登場するんですが…。子どもの亡くなっている事件を多くして、カナオ自身とシンクロさせようとしたんですかね。宮崎勤や宅間守をモデルとしていて、結構事件のインパクトが強かったですが…。まぁ誰もが覚えている事件と言えば、それなりのインパクトがあるものになるんでしょうけどね。

あと、最後の「あべこべ」は分かりにくかった・・・。
映画らしいと言えば映画らしく、結構想像力を必要とされるシーンの多い映画だなぁと思います。子どもを亡くすところも、ストーリーを知っていたからともかく、位牌だけで表現されているとは・・・。

全体的には、翔子の心を病んでいるシーンも適度な長さで、カナオの法廷画家のシーンといいバランスで、見やすい映画だったなぁと思います。
カナオは浮気性のはずなのに、仲睦まじい夫婦にしか見えなくて(笑)、カナオの性格は「いい加減」くらいで止めておいてもよかったんじゃないかと個人的には思いました。全体的に「よき夫婦」の映画だと思います。
# by nexus_lexus | 2010-02-21 19:36 | 映画 review